最初に、筋肉痛の考え方として、筋肉痛を求めることを目的としないことが大事です。
筋トレを続けていると、筋肉痛による痛みに快感を覚えてしまったり、筋肉痛を感じることで効果を実感する人がいます。
しかし筋肉痛を求めてトレーニングをすることで過度に筋トレを行ったり、怪我のリスクを上げてしまうことに繋がります。
そうなってしまうと、筋トレができなくなるだけでなく、私生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。
あくまでも筋トレの目的は健康増進や体を変える、運動能力向上です。目的を見失わないように筋トレをしましょう。
そして、筋肉痛が治るまで筋トレは控えることが大切です。
筋肉が成長するためには筋肉細胞が回復するのを待つ必要がありますので、適度な休息を入れることで筋肉は成長していきます。
ですので、筋肉痛がある時はまだ完全に回復していないと言う合図なので筋トレは控えるようにしましょう。
そもそも、筋肉痛がなければ効果のないトレーニングというわけではありません。
筋肉痛にこだわって筋トレをしていると、筋肉痛によってトレーニングが左右され効果的なトレーニングができなくなってしまいます。
筋肉痛はあくまでも筋肉に刺激を与えた一つの目安程度に考えておくのが良いでしょう。
次に、筋肉痛とうまく付き合う方法です。
まず、トレーニング前に十分なストレッチを行いましょう。
トレーニング前にストレッチを行うことで、筋肉が温まり、緊張がほぐれます。
筋肉が緊張したままトレーニングをしてしまうと筋繊維が切れやすくなり、筋肉痛が起こりやすいです。
怪我の予防にもつながりますね。
また、トレーニング後にはクールダウンをしてください。
クールダウンをすることによって、筋肉痛の原因と言われている炎症を沈めてくれる効果があると言われています。
さらに、疲労回復や精神的にもリラックスすることができます。
筋肉痛の発生は、トレーニングの負荷が強すぎることによって起こることが多いので、負荷を下げることによって筋肉痛を防ぐことができます。
そのほか、慣れていない動作や初めて受ける刺激によっても引き起こされますので、体が慣れるまではトレーニング内容を固定して行っても良いと思います。
特に筋トレ初心者は、無理のない範囲でトレーニングをするように心がけましょう。
